「身長が低くても着られますか？」アイテムに関するQ&Aに必ず寄せられるのがこの声。アンサーをお届けすべく、身長154cmでバランス上手なおしゃれを楽しむ杉野アナウンサーをナビゲーターに迎え、低身長さんのおしゃれのコツとおすすめのアイテムを考察します。
＼杉野アナ式！／
バランス上手な着崩し方
身長１５４cm
杉野 真実アナウンサー
「コーディネートを考える時に意識しているのは、低身長に見えないバランス。視線が上になるようなアイテムを選んだり、裾を捲って着崩したり、着こなすときに自分なりの工夫を必ず入れています。」
１、パンツとトップスの狭間をぼかす。
「トップスをパンツに入れるスタイルのときは、トップスをちょこっと出すことを意識。境目をはっきりさせないことで、遠目からみた時に適度なIラインが作れます。」
２、裾にちょいボリュームで、大抵のバランスは取れる！
３、ワントーンは、着崩しが映える優秀テク
「最近の気分は、トップスとボトムスを同系色でまとめること。色を揃えるだけで全体が完成されて見えますし、色が背景のようにまとまっている分、着崩し方の法則１・２が映えて、よりバランスが整います。」
Sサイズさんにおすすめ
バランス上手なアウディーレ服
＼足首が透けてバランスアップ／
Flower broidery lace dress ¥37,400-
身長が低くて、いちばん選ぶのに苦労するのがワンピース。こちらのドレスは、足首が透けて見えるから、身長問わず丈が長く見えません。胸元のVカット、ハイウエスト位置にあるパイピングが効いて154cmでも好バランス。
＼低身長さんだからこそ、ショート丈！／
Slight glitter sheer cardigan ¥23,100-
トレンドのショート丈が、低身長さんでも叶うカーディガン。秘訣は、好きな位置でブラウジングできる裾にあり！ ニュアンス程度の透けを利用して、ブラックのキャミソールで引き締めれば、モードな印象も手に入ります。
＼シンプルすぎないディテール／
Audire glaze rib tops ¥13,200-
シンプルなアイテムこそ、着丈と身幅のバランスは重要。このカットソーは、着崩し方の法則で紹介した“裾クシュ”がしやすいのと、首のつまりが絶妙で着てすぐこなれて見えるのが素晴らしい！色違いで揃えておくと重宝しそうです。
＼大人の女性らしい余裕が纏える／
Everywhere jacquard dress ¥34,100-
腰より高い位置でほんのりくびれるシルエットが目線を上に持っていってくれるから、低身長さんでものっぺり見えないのが特徴。カーディガンやシャツを羽織ってさらに視線を上に持っていけば、フラットシューズもこなせると思います。
取材・文／高橋夏果