街中のショーウィンドウは秋服に変わりつつあるけれど、去年を考えると11月まで暑い日々は続く予感。賢く秋のファッションを楽しみたいのなら、『秋を感じられる夏服』を新調するのが正解です。
【STYLE1】
軽やかに秋めく配色
グレージュトーンに浸る
見た目が暑苦しくない上、落ち着いた印象のあるグレージュトーンは、簡単に秋の気分が手に入る色合わせ。パンツはシーズンレスに穿くことのできるストレッチ素材を選べば、まさに“色味だけ”で秋の気分を満たしてくれます。
透かし編みのニットは、夏でも肌に貼り付かないサラッとした着心地。季節が少し進んだら、ジャケット合わせも素敵です。
Jane half-sleeve knit tops (Gray)
¥23,100
【STYLE2】
秋まで続くシースルーは、
上品なラメ選びがキーワード
夏のトレンドアイテムとして登場した『シースルートップス』。ファッション業界では、冬のラメも注目されているから、シースルーに加えてラメ入りのものを選ぶことで、秋冬への感度も高められます。
さりげなく合わせた撥水素材のネイビースカートは、天気に左右されない頼もしい存在。カーディガンで季節を、スカートで天気をカバーできるパーフェクトなコーディネートです。
Slight glitter sheer cardigan (Light gray)
¥23,100
【STYLE3】
季節が曖昧な甘いブラウスで
秋のきれいめを作ってみる
白ブラウスは、誰もが季節問わず着られる万能アイテム。良い意味で夏っぽくも、秋っぽくもないから、意外と着回しに困らず失敗しないお買い物です。ネイビーパンツとアイスグレーの小物でアイビーを彷彿とさせるきれいめにまとめれば秋らしいブラウスルックに。
秋も使えるブラウス選びのコツは、いかに変化させられるか。襟元のリボンは垂らしても、リボン結びにしても表情が変わる優れもの。冬はざっくりニットの下に噛ませられる柔らかな素材で、秋冬までずっと愛用できます。
Audire switch blouse (White)
¥23,100
【STYLE4】
秋も裏切らない黒は、
夏素材でまとめても楽しめる!
やっぱり黒は、誰もが着こなせる間違いのないカラー。黒を軸にコーディネートを考えるとすれば、瞬時に秋へと切り替わったように見せられる『羽織りもの』を取り入れること。
近づいて分かるほど繊細なグリッターとレースの組み合わせは、秋にも溶け込むロマンチックさ。こっくりとしたベージュのリップを際立たせて、顔周りにも秋らしさをプラスして。
Slight glitter sheer cardigan (Black)
¥23,100
取材・文/高橋夏果