局アナで母の“本音”に密着!

仕事と子育ての両立。初めての経験で不安も多いトピックだからこそ、同じ働く母の1日や考えていることを知るのは学びに繋がるもの! 今回は、アナウンサーとして働きながら1児の母として奮闘中の滝アナウンサーに密着。等身大で話してくれた“本音”は私たちに共感と学びを与えてくれました。
\滝アナウンサーって、こんなママ!/

滝菜月(たき なつき)
1年の育休を経て、アナウンサーへ復帰。1歳半の男の子を育てる1児の母で、番組によっては夜の生放送も担当している。
子育ても仕事のスタイルも十人十色。
“こうしなくちゃいけない”
絶対的な任務は存在しない。
復職してまだ半年ですが……育休中に家族と復職後のイメージをじっくり話せていたことで幸い大きな壁にぶつかることはなかったように思います。
家族と話し合うキッカケとなったのが、社内で定期的に開催されている『育児と仕事の交流会』へのオンライン参加でした。同じ会社で実際に働いているママ・パパたちが日々どんなスケジュールで生活しているのか、家庭内の分担の仕方、頼れるサービス等を共有してもらえたので予習ができました。その中で気づいたのが、
部署や家庭の状況によって育児&仕事のスタイルは本当に様々ということ。当たり前のことですが、いつの間にか作られていた『親として、こうあらねばならない』という私の中の固定概念が解放されたような気がしたんです。みんな違うのだから、こうしなくちゃいけない、ことなんて存在しない。私たちの家族らしく考えていこうと思えました。
1日のスケジュール目標は、
息子の生活リズムを崩さないこと!

職業柄、特番や生放送などイレギュラーな稼働もあるため、不規則な勤務時間になることがあります。私たち家族の中で大切にしている軸は、息子の生活リズムをなるべく崩さないこと。家族で協力し合って、乗り切っています。
One day:夜の生放送news zeroを担当している日
夫と息子が保育園へ。(夫が保育園送り担当)
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取材準備・打ち合わせなどリモートワーク
(休憩時間に家事&夕飯の準備)
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保育園の迎え。息子の入浴と夕食&遊ぶ
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帰宅した夫と交代。
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出社
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生放送
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帰宅
夫の仕事も不規則なので、近くに住む夫の母に助けてもらうことも多く、本当に感謝しています。また、夕食の準備は時短料理等簡単なもので済ませます。もう一品作れそうだと思っても、作りません!笑 平日の家事は頑張りすぎず、心と体が健やかな状態で完走することが目標です。
母になって知った
新しい感情や視点を大切にしたら
ポジティブになれました。
実際に復職してみて、いつでもどこでも自分のしたいように働ける環境ではなくなったことに対する焦りや不安はありました。時間が足りない、体力も足りない……とネガティブな面に目が向いてしまったこともありました。
ですが子育てをする中で、初めて知った感情、気づくことができた社会の課題、取り組みたい企画など自分の中に新たな視点が生まれたのも事実。できなくなったことを振り返るのではなくて、得たものを大切にすることで、ポジティブに変換できる様になりました。
今、模索していきたいのは
子育てと仕事における
「自分のペースを掴むこと」

このようなインタビューを受けていると、もしかしたら私が仕事と育児の両立を「うまくできている」という風に思われるかもしれませんが、実際は周りに助けてもらっていることも多いですし、仕事でも育児でも思うようにいかない場面も多々あります。悩みながら仕事と子育てのバランスを模索していくしかないのが本音ではあります。
ただ、
誰だって完璧にバランスを取るのは難しいはず。そう思うと、少しずつ自分のペースをつかんで前に進んでいけたらいいなと思うんです。
私自身、母親になってから子どもがいる友人たちと話していても考え方や感覚は十人十色と改めて感じる場面が多く、ママ🟰〇〇とカテゴライズすることはわかりやすいですし、時として楽かもしれないですが「ママってこうだよね」と決めつけることなく、自分や相手はどうかを考えながら仕事も子育ても積み重ねていけたらと思っています。
最後に……今、この文章を読んでくださっている方の中に、同じように日々奮闘している人がいるのだと思うと心強いです!
取材・文/高橋夏果