「Audire」2024→2025
ブランドディレクター郡司恭子さんが語る

誕生から2年が経ったAudire。〝アナウンサーが運営するブランド〟として、幅広いライフステージの女性から支持を集めています。高い品質の製品を届けていくことはもちろん、作り手の想いを伝えていくこともミッションに掲げる、ブランドディレクターの郡司恭子さん。そんな郡司さんに、2024年のブランドとしての歩み、そして2025年の抱負をお聞きしました。
Q.昨年の「印象に残っている出来事」BEST3は?
★BEST3:アナウンサーの関わりが、より広く、深く

「Audireのローンチから2年が経ち、手探りだったブランド運営も少しずつ感覚が掴めてきたように感じます。〝掴めてきた〟というのは、決して〝上手くいっています〟と断言したいわけではなく、年間スケジュールや予算のかけ方、アナウンサーの稼働も含めて、どうバランスを取ったらいいのかの勘が働くようになったという意味合いです。トライ&エラーもたくさんあります。ただ、そんな中でも、〝アナウンサーが運営するブランド〟として、商談・ものづくり・PR・コミュニティ作りなど、多岐にわたって直接アナウンサーが関わることに意義を感じています。専門職で働く私たちにとって、一見アナウンサーとはかけ離れたところにあるように見える業務内容も、〝伝える〟という点で考えれば共通点や還元できることがたくさんあるのです。これからもプロのみなさんにご教示いただきながら、日本テレビアナウンサーが〝直接〟運営するブランドとして、成長させていきたいです!」(郡司さん)
★BEST2:〝作り手〟との直接対話を大切にしてきたこと


「ニット工場さん、レース屋さん、糸屋さんなどのもとへ自分の足で赴き、直接顔を合わせてお話する機会をたくさん持ってきました。当初は、本当にアナウンサー自身が来るのかと驚かれたものです。会う機会を重ねる中で、素材やものづくりへの深い想いと愛情に触れ、日本の丁寧なものづくりを、アナウンサーとして、ディレクターとして、もっと広く伝えていけたらという気持ちが強くなりました。オンラインジャーナルを担当してくださっているライターチームともこの想いを共有しながら、ジャーナルやコラムを通して伝えていきたいです」(郡司さん)
★BEST1:憧れの企業とのコラボレーション

「プライベートでずっと愛用しているデニムブランド『YANUK』との別注アイテム製作が実現し、とにかく感無量でした。お仕事でも穿けること、また毎日違う着こなしを楽しめるようにと、様々なシーンに想いを馳せてデザインした二本のデニムは宝物です」(郡司さん)


「Audireがブランドとしてデビューする前の構想段階から、〝いつか…!〟と温めていた『ANA』との商品開発。働く女性としての視点を存分に活かして、CAのみなさんと共に作り上げたワンピース。これからもリアルな〝声〟をデザインに落とし込んだプロダクト作りに、情熱を注いでいきたいです」(郡司さん)
Q.ディレクター目線で、昨年はどんな一年でしたか?
「〝Audireチームの構築を進めることができた〟と感じる一年でした。ブランド内部の話になりますが、新しくマーケター、SNS担当、カスタマーサービス担当が加入しました。年代やキャリアも違いますが、新しい風を吹かせ、それぞれの領域で力を存分に発揮しています。さらに学び続ける姿勢や提案力もあって、チームの結束が強くなっていることを日々実感しています」(郡司さん)
Q.2025年のブランドとしての抱負を教えてください。
「今年は動画配信やオンラインコミュニティが始まる予定です。Audireを着てくださるみなさんとディレクションしているアナウンサー、お互いの距離がぐっと縮まっていくきっかけに。程よい距離感、程よい頻度で、みなさんとつながって、Audireをアパレルブランドからコミュニティにしていきたいと思っています。お楽しみに!」(郡司さん)
Profile
日本テレビアナウンサー
郡司恭子
1990年生まれ、東京都出身。2013年、アナウンサーとして日本テレビに入社。幅広いテレビ番組に出演しながら、新規事業としてアナウンサー発のアパレルブランド『Audire』を立ち上げる。現在はアナウンサー兼ブランドディレクターとして、ブランディングからデザインまで携わる。
構成・文/広田香奈